【働く猫】ラリーvsパーマストン、ベテランと新人の縄張り争いから目が離せない【ネズミ捕り大臣】

外務省ネズミ捕り職員パーマストン

Palmerston_twEU離脱の推進リーダーでもあったボリス・ジョンソン氏がイギリス外務連邦省長官に任命されたと同時に、外務省官邸ネズミ捕り猫職員の新しい上司ともなったわけですが、この猫、ボリス氏のちょっとやんちゃなイメージと同じく、いろいろやらかしているようです。
野心家の外務省職員猫のパーマストン、首相官邸付きのネズミ捕り大臣猫ラリーの椅子を狙っているのか、テレサ・メイ首相の住むダウニングストリート10番地に、ガードの目を盗んで忍び込みました。

今年の初めに外務省付きのネズミ捕り職員に任命された、新人の白黒猫パーマストン、バタシー犬猫施設から引き取られてきたのですが、首相官邸に侵入後間もなく、警察官によって取り押さえられ、強制退去させられました。
しかし何とその後も官邸の玄関に居座り、警察官をにらみつけ、反撃にでたところも目撃されています。

そもそも国内でEU離脱が決まったあとの大混乱のなか、元々仲の悪かったラリー大臣とパーマストンとの確執はますます深刻化していて、ついに先日外務省官邸前での激しいバトルでラリーが前足を負傷、一時入院という深刻な事態にまで発展してしまいました。
ラリーは退院後も数日間、安静にし、傷をなめてしっかり治すようにと命じられました。

実際に負傷してしまった側ということから、ラリーに対する同情の声が多く、なついていたキャメロン前首相の家族から離れてすぐに新しい家族を迎えるということで精神的に追いつかず、ついケンカ腰になってしまっているのでは、とも言われています。

喧嘩猫ラリー

Larry_the_cat_history http://www.telegraph.co.uk/

しかし、実はラリーのご近所さんとのケンカ癖は今に始まったことではなく、かなり暗黒の歴史があるのです。
お隣のダウニングストリート11番地に住んでいた財務省付き職員猫だったフレアちゃん、ラリーとの大喧嘩の末、身の安全を優先してか、カントリーサイドへ亡命することになったのです。

フレアちゃんとラリーの争いはたびたび目撃されており、警察官によって仲裁されることもありました。ラリーより先にダウニングストリートに勤務していたフレアちゃんですが、ラリーよりもネズミ捕りの実績は格段に上だったようです。ラリーは嫉妬していたのでしょうか。
ラリーとの争いや何度かの家出騒ぎのあと、フレアちゃんは公務員を引退し、ロンドン郊外の美しいカントリーサイド、ケント州でゆっくりと引退後の人生を楽しんでいると思われます。

フレアちゃんが亡命したあと、今度は新人のパーマストンがラリーの天敵となったのでしょう。しかしラリーとパーマストン、どちらもバタシー犬猫施設から引き取られて、出世の道を辿った、とルーツは同じです。これから次第に和解していくのか、さらに争いは激化していくのか、イギリスを代表する二大公務員猫たちから国民は目が離せません。

ネズミ捕り大臣猫、ラリーの歴史

2011年 ダウニングストリートネズミ捕獲大臣に任命される

2011年2月 バタシー犬猫施設で選ばれ首相官邸に迎えられるlarrycat2

施設の責任者 クレア・ホートンさんは、「ラリーはちょっと乱暴者なんですけどね、ネズミ捕りには最適でしょう。ネズミのおもちゃで遊ぶのがとても好きですからね。」と証言。

2014年 11番地のフレア、ラリーとの争い後田舎に亡命

財務省の職員猫フレアとラリーの激しいケンカに警察が仲裁に入る。その後まもなくフレアは田舎へ亡命することになる。ラリーとの不仲が原因だったのか。

2016年4月 外務省にパーマストン就任

外務省もネズミ捕り猫が必要だった。そこでバタシー犬猫施設からパーマストンが選ばれネズミ捕り職員に採用。その後の大騒動を予想するものは誰もいなかった。

2016年7月16日 キャメロン首相辞任後もラリーは大臣続投決定

テレサ・メイ新首相は、国を治める任務とともに、猫も引き受けることになるとわかっていただろうか。ラリーは公務員であるため、キャメロン前首相とともに官邸を去ることにはならず、官邸に留まり職務続行することになった。

2016年7月17日 ラリーとパーマストンの大喧嘩が報道される

新首相任命に伴って新しい大臣たちの写真を撮ろうと官邸周辺に多数集まっていた報道陣たちの前で、ラリーとパーマストンの大喧嘩が始まる。
現場に居合わせたカメラマンによると、パーマストンが任地である外務省に侵入してきたラリーを追い払おうとしたことから争いが始まったようである。

2016年7月20日 再びラリーとパーマストン大喧嘩。ラリーが負傷

ひときわ激しいバトルのあと、ラリー前足の肉球を負傷。足を引きずりながら10番地に帰ってくる姿を目撃される。首輪も無くす。

2016年7月21日 ラリー緊急入院

首相官邸広報担当によると、ラリーの傷の回復は順調で、後遺症もないもよう。さらに入院費は官邸職員たちからの寄付で賄われたということ。

2016年7月25日 ラリー退院

退院後まもなく首相官邸玄関前で侵入者をガードする姿を目撃される。完全復帰のようだ。

2016年7月26日 パーマストン、首相官邸から退去させられる

縄張り争いは激化し、首相官邸に侵入を試みたパーマストンが、警察官によって取り押さえられ追い払われた。

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