合わない相手との会話で疲れていませんか?「共感的理解」を応用して、疲れないコミュニケーションを!

合わない相手との会話で疲れていませんか共感的理解を応用して疲れないコミュニケーションを
人と話していて、「合わないわー、この人とは」と思ったことはありませんか?
プライベートなら、つかず離れずの関係を保ったり、なんとなく疎遠になったり、と調整は可能ですが、これがビジネスだったらどうでしょう。

顧客がどうにも苦手な相手だったら?
合わない同僚が、同じ仕事のパートナーになってしまったら?
入ってきた新人と、全く会話がかみ合わなかったら?

仕事に関わることですから、その相手との関係を断つわけにはいきません。それどころか、積極的にコミュニケーションをとる必要があります。しかし、話の合わない相手との会話は疲れるもの。人間関係でへとへとになってしまい、本来の仕事に支障が出ては意味がありません。

そんな時、無理に相手に合わせずに済む方法があります。
精神医療の現場で使われる「共感的理解」というスキルの応用です。

 

「共感的理解」とは

共感的理解とは、
・心理学者ロジャーズ(1902~1987)が提唱した「来談者中心療法」におけるカウンセラーに必要な態度のひとつ。
・相手が話したことや言動そのものを、あるがままに「共感的に」理解すること。たとえ同じような経験がなくても、自分にとって受け入れられない事象であっても、「この人は、こう考えているんだ」と頭で理解する。
・相手の話を傾聴し、関係を築く事から始まるカウンセリングには、「共感」ではなく、「共感的理解」のスキルが求めらる。
・あくまで「共感的」であって、「共感」ではない。

共感できないことで、支援者である自分が相手を分かってあげられないことを責めたり、相手にウソの共感を示すことに罪悪感を感じなくてもいい、共感的に相手を理解して、支援すればいいんだよ、というものです。

例えば、相手が「納豆にチョコレートを入れて食べるとおいしい」と力説したとします。あなたは「おいしいかもしれないけど、それって食べ方としてどうなのと感じたとします。それは自然の感情であり、どちらが正しいということでもありません。「納豆にチョコ」を許せない自分を責めるのでもなく、邪道だという考えを捨ててトライしてみるのでもなく、「そうなんだー」と相手の意見を丸ごと受け入れることが「共感的理解」です。

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これにチョコを入れるなんて…

「共感的理解」を応用してみよう

世の中には様々な人がいます。相手の話全てに「共感」出来る訳ではありません。共感できない話は苦痛だし、疲れるし、イライラしますが、「共感的理解」のスキルを使うことで、疲れず、心穏やかに、話を聞く事が出来るようになるのです。

たとえば、こんなことがありました。

まだ自分が若かりし頃、所属していた部署に中途採用の社員が入ってきました。同じ女性同士で年齢が近かったこともあり、サポート役に自ら名乗りをあげました。張り切って、彼女がスムーズに部署に溶け込めるよう、サポートするつもりだったのですが、「合わないわ~」と思う出来事が頻発…
もちろん、好きな音楽やタレント、趣味が合わない程度では、特になんとも思いません。ですが、人の噂話や評価好きなこと、何より仕事に対するスタンスが大きく異なったので、これには困ってしまいました。そのうちこっちのペースが乱れて、精神的疲労が大きくなるばかり。何とかサポート期間を終えることは出来ましたが、本当に疲れる仕事でした。

何故、こんなに疲れてしまったのでしょう。今思えば、「共感」できないことに、無理やり「共感」しようとしていたのだと思います。それで、ぐったり疲れてしまった…。でも、無理にできるものではありませんよね、「共感」って自然に湧き上がってくるものですから。

もしこの時、「共感的理解」を活用していたら、どうだったのでしょう。
きっと彼女の話を「へーそうなんだー」と丸ごと受け入れ、それが自分の価値観からして相当アウトだったとしても、話を聞くことが出来たでしょう。無理に合わせて、共感できないフレーズに共感するふりをしなくても済み、疲れることもなかったでしょう。

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合わない相手とも良好なコミュニケーションを

話の合わない、苦手だなーと思う人には共通点があります。
・考え方
・価値観
・善悪の判断基準

これらが、自分自身と大きくズレている人です。
このズレが大きければ大きい程、合わないなー、苦手だなーと感じ、コミュニケーションをつらく感じてしまいます。

相手との会話の中で、人は無意識に共感しようとしています。相手との関係を良好に保つ為、共感しようと努力しているのかもしれません。この為、共感できないことを言われると、とても疲れます。無理に共感しようとして疲れてしまったり、イライラして、建設的な会話が出来なくなったり。

こんな時、「共感的理解」を応用すれば、どんなに合わない相手との話も、イライラすることはありません。自分の価値観を曲げる訳でもなく、無理に相手に合わせるわけでもありませんから。そして、感情的にならず、冷静に相手と接することも出来ます。一番大切な、会話の目的から、道を逸れることはないでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
この人苦手だー、合わないなーと思う相手ほど、無意識に避けてしまったり、イライラが相手に伝わってしまったりしているものです。そうならない為に、共感的理解はとても役に立つスキルです。
共感的理解のスキルを応用して、相手に無理に合わせなくていい、疲れないコミュニケーション方法を手に入れましょう。

 

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