社内外から一目置かれる人はここが違う。ビジネス数字の扱い方

社内外から一目置かれる人はここが違うビジネス数字の扱い方
数字に強いビジネスマンは、社内や取引先からも一目置かれます。それほど、ビジネスの世界において数字は大切なものなのです。

例えば、一流の営業マンは契約を取って、売り上げを上げる事だけを考えているわけではありません。常日頃から利益率を意識しているのです。売上が増えても、利益が微増なのであれば、本当の意味で会社に貢献できているとはいえません。

経理の知識は社会人が身に付けておくべきものの一つです。自分の仕事は営業だから経理は関係ないと考えているようでは、同僚との差は開く一方です。会社は学校ではありません。誰かが教えてくれるのを待っていては、いつまで経っても成長できないのです。必要な知識は何なのか?それを自分で見つけて、インプットしていく。そうやって成長していくしかないのです。
今回は、ビジネスマンが数字力を身に付ける事で得られるメリットと、どのように身に付けていけばいいのかを紹介させていただきます。

数字感覚の養い方

数字が大切だと言われても、何から手を付ければいいのか分からないという人もいます。そのような人には、まず簿記3級程度の知識を身に付ける事をお勧めします。そして、実際に簿記3級の資格を取得してみましょう。

資格を受ける事によるメリットは、インプットだけで終わらないという事です。身に付けた知識はアウトプットを行う事によって、活かせるようにならなければ意味がありません。資格を受験する事は、お手軽なアウトプットになるのです。勉強した事が身についたかどうかの確認にもなりますし、具体的な目標が出来る事によって、勉強にも身が入ります。
簿記の知識を手に入れて、複式簿記の基礎を学んだならば、次は自分だけの決算書を作成してみて下さい。

営業職の人であれば受注した仕事の売上の金額が自分の仕事の成果になります。つまり、個人としての売上になります。次に、考えられる経費を計上していきます。仕入れ金額、事務所の家賃、水道光熱費、雑費などといったものを算出していきます。

ここでのポイントは、あまり神経質にならないようにする事です。事務所の家賃であれば、家賃÷社員数のような計算でも問題ありません。大切なのは、個人の決算書を作成していく事によって、数字の感覚を養っていく事です。あまり、神経質にならずに続けていくと数字に対する感覚が養われていきます。

また、決算書を作成していく事で自分が受注した仕事の利益率も見えてきます。自分の決算書を分析してく事によってノルマをクリアする事だけや売上だけに囚われない、利益を上げる営業を実践していく事が出来るのです。

簡単な自分決算書の作成方法

では、実際に自分決算書をどのように作成していけばいいのかを紹介させていただきます。
決算書_例1-1

・個人営業での売上….自分の力で手に入れた売上。
・チームでの売上….プロジェクトなどによって手に入れた売上。
・補助分….上司などのサポートによって手に入れた売上。

・仕入高…原価。営業の場合だと、接待や会議費などと考えて問題ない。
難しく考えずに、売り上げを手に入れる為に、一番費用がかかるものを仕入高と考えてよい。

・車両費….ガソリンなど、車両にかかる費用。
・旅費交通費….出張の際にかかった費用など。
・送料….荷物や、書類の送料。
・給料….自分が会社からもらっている給料の総支給額。更に、会社が負担している保険料や年金などを足し、ボーナスなども考慮すると、詳しい数字が出せる。
・家賃….事務所の家賃分。社員数で割ると一人当たりの金額が算出されます。
・宣伝広告費….これは、見えにくい金額だが、パンフレットなどを用いて営業するならば、部数で割って算出する。
・雑費….それ以外にかかった費用。

上場企業の決算書を見比べると様々なものが見えてくる

数字に強くなるためには、数字に触れていく機会を増やす事が一番の近道です。その為に、便利なのが上場企業の決算書です。
上場している企業は、決算書を公開しなければいけません。それらの決算書を企業のHPからダウンロードして自分の目で見てください。慣れるまでは、難しく感じるかもしれませんが、これも続けるうちに様々なものが見えるようになってきます。

見方としては、同業種の企業を見比べてみたり、異業種の企業を見比べてみたり、過去の決算書と比較してみたり、とにかく比較しながら見ることです。比較する事によって、様々な気付きが増えます。

また、自分の会社と同業種の会社の決算書を見てみるのも勉強になります。同業種の会社と比べて、自分の会社の成長率はどうだろうか?利益率は極端に開いていないか?比較することによって、自分の会社を客観的に見る事が出来るので、足りない部分であったり、力を入れていくべき部門がどこなのかが見えてきます。

また、闇雲に仕事をするのではなく、個人の決算書を同業の上場企業に近づけていく事を目標にしてみると成長につながります。
やはり、上場企業ともなると経営がしっかりとしている企業が多いです。その企業を目標にしていくと、自ずと何をしていくべきかが見えてくるでしょう。

経理の知識はビジネスの基本

経理は何かと軽視されがちですが、優秀な経理は成長していく企業にとって欠かせない人材です。部署が関係なくても、経理の人とは密に連絡を取り数字に対する考え方を学んでいきましょう。連絡を取り合う事により、過去のデータを活かした営業改善が行えるようになります。

また、可能であれば月次ごとの報告書を見せてもらい、会社全体の利益率を確認させてもらい、自分の利益率と比べてどうなのかを点検しておきましょう

数字を使えるようになれば数字を武器にする事が可能です。社内で企画を通す時にも、具体的な数字を用いて説明する事によって上司の判断材料が増えます。また、具体的な数字が出された事によってプランを立てやすくなるので、実行に移した時の事がイメージしやすくなります。つまり、成功のイメージを描きやすくなるのです。数字を味方につければ、交渉ごともスムーズに進められるでしょう。ビジネスにおいて、数字は使い方次第で大きな武器になるのです。

売上の数字を上げていく事は攻めになります。一方の経理の知識というのは守りになります。いくら攻めが強くても、守りが弱ければ少し攻め込まれただけで弱さを露呈してしまう事になります。また、守りが強いだけでもいけません。いくら、利益率を良くしても売上が少なければ残る利益は少ないからです。

攻めと守り。この二つが合わさって、初めて大きな利益を上げていく事が可能となるのです。

まとめ

数字に強くなる事で、得られるメリットは想像以上のものです。

数字が読めるという事は利益の最大化を考えられるということです。また、数字が読めるビジネスマンは数字を武器に顧客や上司を説得していく事が可能です。また、何となくの数字がどれだけ当てにならないかを知っています。仕事が終わった時に、思ったより利益が残らなかった、などといった事がありません。更に、数字を読み解いていく事によって、顧客が何を求めているのかを探り当て、提案していく事が出来ます。

数字に強くなるという事がいかにビジネスに必要なのか理解できたと思います。ビジネスマンとして成長していく為には、早いうちから数字の大切さを理解しておくことが大切なのです。

保険マンモス

スポンサードリンク