人生からエネルギーの浪費をなくし、一方先行くビジネスマンに!

人生からエネルギーの浪費をなくし一方先行くビジネスマンに

エネルギーの「浪費」に要注意!

疲労仕事ではストレスやプレッシャーが付きものですが、忙しい毎日を送る私たちは、つい自分の許容量を超えて仕事をしてしまったりするものです。

対応しなければならない無数の業務、避けられないミーティング、そして数々の仕事上のイベント・・・など常に様々な仕事に追われている人も多いでしょう。

特に常に上を目指そうとする人は、つい人並み以上に仕事を抱えてしまいがちではないでしょうか?

しかしそのような生活に慣れてしまい、気がつけば本当に自分がやりたいことを始めたり、目指すべき場所へ辿り着くのが困難になっている人が年々増加しているようです。
いざ時間をとって自分のやりたいことをやろうとしても、日頃の疲れが溜まっていて思ったほど「やる気」が出ない・・・。そんな経験をしている人もいるでしょう。

問題なのは、何か新しいことを始めたいとか大切な目標のために行動しようと決意しても、そのために必要な「エネルギー不足」が起こってしまっていることです。真に望む目標を達成するためには、限りあるエネルギーを効率よく使っていかなければなりません。

そこで今回は、自分にとって本当に重要な活動に使うために、避けるべきエネルギーの浪費について考えてみましょう。

あなたの精神的疲労の理由は?

人間は一日に使うことのできるエネルギーは限られているといわれます。それは肉体的なことだけでなく、精神的な力にもいえます。
そして私たちは、自分のやりたいことや目指したい目標とはまるで違う事柄にエネルギーを使わされていることに気づくと、漠然とした不安感を覚えるようになります。

疲労2それが一時的なものならばそれほど問題にはなりませんが、それが長期的に続くようであれば、徐々に精神にもダメージを与えてしまうのです。

それにも拘らず、私たちは知らず知らずのうちに自分の目的とは関係のないことや、無駄な考えにエネルギーを注いでしまっていることが多いのではないでしょうか?様々な情報に囲まれている現代では特に顕著であるといわれます。

このような、いわばエネルギーの浪費とでもいうべきものはどんな人でも経験があると思います。そういう場合、肉体的なエネルギーというよりは、むしろ精神的なエネルギーが無駄に使われてしまうということを多くの専門家が指摘しています。

アイデア不足もエネルギー不足が原因?

精神的・感情的なエネルギーが浪費される原因としては、過度の心配や疑念、恐怖心だったり、あるいは他者に対する怨恨だったりとネガティブな感情がほとんどです。

アイデアある一定以上のエネルギーレベルが維持できなければ、人は新しい知識やスキルを学んだり、新しい環境に適用したり、これまでとは違った方向への転換に適応しづらくなってしまうのです。

したがって、私達が無意識のうちに浪費してしまっている無駄なエネルギーの放出をまずは認識することから始める必要があるでしょう。それによって、人生全般のクオリティを上げるための第一歩とすることができるのです。

世界ナンバーワンのコーチとして知られるアンソニー・ロビンズの『世の中にアイデアが不足しているわけではない。それを生み出す「エネルギー」が不足しているのだ』という言葉には強い説得力があると思いませんか?

メディアコントロールの重要性

エネルギーを本当に大事なことに使うためには、まず自分自身の「司令塔」である脳に注ぎ込む情報の質に注目しなければなりません。自分の頭のなかにどういう情報を入れるのか。それが自分自身の人生で何を実現していくかということに直結するからです。

したがって、殊更にネガティブな情報を振りまくメディアや、周囲に溢れている根拠に乏しい情報など、司令塔である脳に入れる情報の取捨選択には特に注意をする必要があります。

このことに関して、政治心理学者であるシャント・イェンガーとドナルド・キンダーの行った興味深い実験をご紹介します。

「問題」はメディアが作る?

それはアンソニー・プラトカニスとエリオット・アロンソンという2人の社会心理学者がその著書『プロパガンダ‐広告・政治宣伝のからくりを見抜く』のなかで紹介していたもので、夕方に流れるテレビニュースにそれぞれ異なる「編集」を加えたものを作成して実験参加者に見せるというものでした。

具体的には

『参加者は、アメリカが直面している特定の問題についてのニュースを一定量見るのだが、第一の条件の参加者が見た内容は、アメリカの国防能力の脆弱さを示すものだった。第二の条件の参加者は、公害への関心を強調したニュースを見た。第三のグループはインフレその他の経済問題についてのニュースを見た』(前掲書『プロパガンダ‐広告・政治宣伝のからくりを見抜く』、誠信書房、61頁~62頁)

というものでした。そして実験の結果は、驚くほどにはっきりと出たのです。

それぞれの被験者は自らが実験で見た問題こそが、自分たちにとって最も力を入れて取り組むべき問題であるという確信をもっていました。被験者たちは、それぞれ全く異なった価値観や考え方を持っていたにも拘らずです。

さらに、彼らはその問題について取り組んでいる政治家の業績をより高く評価したり、そういった立場の人間を積極的に支持するようになったことがわかっています。
結局、被験者たちは自分自身の判断基準とはほとんど関係なく、単にメディアが「作り上げた」トピックを自分たちにとって最も重要な問題であると認識「させられて」しまったわけです。

「事実もどき」にご用心

新聞2マスメディアが情報を操作し、それによって私たちが受け取る情報も彼らによって操作された断片的な情報であるということは、メディア全体に対して懐疑の目が向けられるようになっている昨今、多くの人が気づいているでしょう。

無論、私たちの人生にとってためになる情報であればよいでしょう。多くのメディアは私たちにとって有用な情報も提供してくれています。

しかしメディアの流す情報のなかには、ある政治的意図のもとに歪められた情報や、明らかに統計的・科学的根拠として疑義のある情報が発信されることも少なくありません。

こういった傾向を小説家ノーマン・メイラーは『事実もどき』という言葉で表現しています。つまり、私たちがメディアから受け取っている情報の多くは

雑誌や新聞に現れるまで存在しない事実(ファクト)』(前掲『プロパガンダ‐広告・政治宣伝のからくりを見抜く』、誠信書房、83頁)

なのです。そして、これはテレビなどの大手メディアだけに当て嵌まることではありません。

週刊誌などで頻繁に特集されるゴシップ記事はその最たるものといえますし、ネット上にも異性間や親子間、あるいは世代間における確執を殊更に強調して、意図的に不毛な論争を招くように誘導する記事などが増えています。メディアを配信する側としては、そうやって注目を集めることで収益に繋げる狙いがあるのでしょう。

しかし私たちにとってより深刻な事態となるのは、そういった役に立たない情報を受け取り続けることによって、自分の人生にとってより重要な事柄に使うべきエネルギーを奪われてしまっているということなのです。

そういった記事を読んでイライラしたり、あるいは頭の中で反論を繰り返したりしているうちに、まるで周囲の人々の多くが誰の利益にもならないような議論に躍起になっているように錯覚してしまうことに成りかねません。

「過度な一般化」は虚構である場合が多い

新聞3よく言われることですが、殺人事件や凶悪な傷害事件が報道されるのはそれが珍しいからであって、決して世の中全体でこういった事件が増加しているわけではありません。大多数の人は日々ストレスを感じながらも礼儀正しく生きているのです。

一部メディアで取り上げられるような、理不尽な人間や常識では考えられないような異常な言動をする人々はごく限られていることを認識すべきでしょう。

しかし上記の社会心理学の実験にみられるように、そういった内容の情報をメディアから毎日受け取り続けることによって、あたかもそういった「異常」が周囲に溢れているかのような錯覚を覚えてしまいます。そういった過度に「一般化」された異常事態についてあれこれと頭を悩ませること自体がエネルギーの浪費となってしまうことに気づくべきなのです。

メディアの流す過激な情報は、私たちの人生をよりよくするための知識として役立つことはほとんどありません。こういった情報のほとんどが『事実もどき』であることを知っておきましょう。

将来の「不安」のほとんどが無意味!?

不安「不安の8割は決して起こらない」という調査結果があることをご存知でしょうか?

これはアメリカのミシガン大学の研究チームが行った有名な調査です。私たちの抱く心配事や不安の8割は決して現実には発生せず、残りの2割も事前にしっかりとした準備しておけば、そのほとんどが決して問題として表面化することなどないと彼らは結論づけています。

そして現実として起こり得るのは、事前には「どうすることもできないたった4%の出来事」であるといわれます。

このたった「4%」のために、私たちの多くは将来についてあれこれと思い悩んでしまっているのです。新聞やテレビ、あるいはインターネットなどのメディアから殊更に不安を煽るような情報を受け取り続けた場合、あたかもそれが自分の周りで現実に起こってしまうのではないかという「幻想」を思い描いてしまいます。

その結果、将来に起こるかもしれない(でも実際には決して起らない)心配事を気にするあまり、今現在のことがおろそかになってしまう人が増えているのです。

こういった将来についての「不安」や「心配」もエネルギーの浪費となってしまいますので、不安や悩みに費やしていた時間を自分にとって本当に重要なことに使えるようになりましょう。

私たちの脳は事実と想像の違いがわからないといわれます。いまだ起こってもいない出来事についてあれこれと悩んでいると、今現在大事なことに使うべきエネルギーが消費させられてしまうのです。

また、それによってネガティブな思考が引き起こされやすくもなります。ですから、過度に将来を心配するのはやめましょう。事前に懸念事項について対策を打っておくのは必要ですが、頭の中に渦巻く無根拠な心配事についてまで思い悩むことはやめるべきです。

「今を生きる」の本当の意味

将来に対する不安を抱える一方、私たちは過去に起こったことをいつまでも引き摺ってしまうこともあります。私たちの認識している「過去」とは即ち、自らの行動や物事についての今現在の「記憶」ということができます

そしてその記憶には、過去に体験した感情的な反応や自分なりの解釈が付随してきますから、それらを今この時点で「再体験」しているともいえます。したがって、記憶自体は「今この瞬間」に発生しているということもできるのです。

ゆがみまた私達が未来について考える場合、実際に未来で起こることを論理的・合理的に予測しているというよりはむしろ、私達自身の想像力によって「つくられた」未来を想像していることが多いものです。

つまり、私たちは「過去」に経験してきた事柄についての記憶を基盤として「未来」を自分の頭の中で想像しているのです。現実に「その時」が訪れるのはそういった想像の後なわけです。

今の自分に解決できる問題に注力する

そうなると自分の期待する未来像に合わせるように将来を考えてみたり、場合によっては過去のトラウマなどが繰り返されてしまうような未来を想像してしまったりするわけです。未来を思い描くことは重要ですが、常にそういったことに意識をとられているならば、果たしてそれは「現在」を生きているといえるでしょうか?

過去についてあれこれと後悔したり、思い出に浸るようなことばかりに時間を費やしてしまったり、逆に未来に起こるかもしれない何かを過度に心配したり待ち焦がれたりするようになってしまうと、今「現在」の自分ではどうしようもない問題を抱え込むことになってしまいます

こうした問題は今の自分自身ではどうすることもできません。したがって考えたり心配したりすればするほどに、無駄にエネルギーを消費してしまうことになるのです。

「過去は変えられないが、未来は変えられる」という言葉がありますが、未来を変えようと躍起になるあまり、現実を見ていない人が多くいます。本当の意味で未来を変えるためには、今現在の自分にとって重要な問題に集中するべきなのです。

確固とした価値観をもつ

また、自分のなかで「価値観」が曖昧である場合も余計なエネルギーを消費する原因となってしまう可能性があるので注意が必要です。

あなた自身が「優先している考え方」や「目指している状態」は何でしょうか?

行動の基となる考えの集積こそが「価値観」であり、それが奪われそうになると、人間は必死で抵抗しようとします。

人によって程度の差はあるわけですが、総じて私たちは自分自身の価値観と反する出来事や状況を経験せざるを得なかったり、あるいは他人から身勝手な流儀や思想を押し付けられたりすると、私たちは精神的な苦痛を覚えてしまいます。

価値観の「ブレ」はエネルギーの浪費となる

価値観ですが、自分の価値観が明確になるとあらゆる場面で自分がどう振舞うべきかが明らかになり、より広い意味ではこれからの人生をどう生きたいのかが分かってきます。

逆に価値観が曖昧なほど、こういったことに対して耐性がなくなってしまいます。自分がどうして反発心や嫌悪感を抱いているのかがはっきりしないからです。

さらに価値観が曖昧だと、人生をどう生きたいのかすらもわからないままに日々を「消化」してしまうようになります。本来は自分の価値観に基づいた「生き方」に費やすためのエネルギーを無駄に消費してしまっていることになるのです。

そのような状態から抜け出すために、まずは自分の価値観を明確にしましょう。そうすれば自分の潜在意識にそれが刻み込まれるようになります。そうすれば、自分のなかでしっかりとした行動の指針をつくることができるのです。

自分なりの「安定ポイント」をつくる

そうはいっても、人によっては価値観がどうしても「ブレて」しまうという人もいるかもしれません。その場その場で相手の思うままに行動してしまったり、自分でも一貫性がないと思い悩みながらも、それがなかなか改善できない人もいるでしょう。

そういう人に重要なのは、自分の大切にしているルールや考え方に対して、徹底的に「意識を集中させる」ということです価値観が曖昧だったり、どうしても他人の言動や考え方に流されてしまうという人は、ほとんどの場合、自分の本当に大切にしたい「価値」に対して集中できていないのです

これはとても簡単で他愛のないことのようですが、言葉で理解していても、実際に時間をとって自分の価値観についてじっくりと省みようとする人は、意外なほど少ないものです。

人間は意識を集中させていることが、自分自身のなかで「育つ」ようにできています。世の中には、自分たちにとって重要なことから取るに足らないことまで、ありとあらゆる選択肢が存在します。そのため自分が望むことに意識を向けなければ、目の前で起こる様々な出来事に意識をもっていかれてしまうのです。そういった「喧騒」から一歩引いて考えを巡らせることはとても重要なことです。

既に述べたメディアコントロールを身に着けることもその一環ですが、定期的に自分が落ち着ける環境を積極的に作り出すことが重要でしょう。明確な意思をもって、自分で環境を作り出すのです。

森たとえばアメリカを中心に成功した起業家や経営者達が推奨している方法に、いわゆる「ビジョンクエスト」というものがあります。

「ビジョン」という言葉はビジネスにおいてはよく聞く言葉ですが、一般的な定義をいえば「自分の決めた目標の先にある、より大きな理想や目的」ということになります。

そして「ビジョンクエスト」とは、「自分の人生にとっての真の目的を探求する」ことをいいます。

自分なりの方法を見つけよう

何か壮大なテーマに感じられますが、自分が限りある人生で何を達成したいかを明確にすることで、日々の行動指針や生き方を明確にしようという試みなわけです。アメリカではこういったツアーを専門的に開催している企業もあり、多くの場合、都会から何十キロも離れた森の中などで、じっくりと時間をとって自分自身と向き合うことが主な活動となります。

矢印こういった活動を行うことで、自分のなかで本当に大切な価値観を明確にすることができますし、自分の人生に必要のない無駄な行動や、取るに足らない情報のインプットを避けることができるようになります。

また、タイムマネジメントの能力も増すことがわかっています。自分にとって何が重要で、何がそうではないのかがはっきりするからです。

また、自分の価値観に従ってしっかりと物事に優先順位をつけられる人のなかには、自分の「行動基準」を明確に紙に書き出している人もいます。自分がどこに行きたいのかという行動目標もさることながら、どういう基準で物事を判断し、何を大切にするべきかをはっきりさせているわけです。

こういった小さな工夫を日頃から行うなど、自分の価値観を「安定」させるための方法を自分なりに作り上げることをお勧めします。

本当に重要なことのために・・・

本記事で述べたようなエネルギーの「浪費」を意識的に避けることによって、本当に自分のやりたかったことを始めたり、新しい人生の目標のために肉体的・精神的エネルギーを使うことができます

現代では肉体的には疲弊していないにも拘らず、精神的な面で多大なエネルギーを浪費しているために、常に疲れている状態の人が沢山います。

精神的なストレスは完全にはなくすことはできませんが、意識すれば避けられる場合も多いのです。そういった余計なストレスを避けていかなければ、知らず知らずのうちに余計なことにエネルギーを消費させられることになってしまうでしょう。

そういった「無駄」を意識して排除することが、仕事においてもプライベートでも「一歩先」に進むために重要なことではないでしょうか?それによって、自分が本当にやりたいと思う活動にエネルギーを使うことができるようになるのです。

スポンサードリンク