長期的に繁栄を築くには?‐成功のための思考法

長期的に繁栄を築くには成功のための思考法

「継続的」に繁栄するには?

成功「お金をもっと稼ぎたい」とか「もっと自由な時間が欲しい」と考える人は多くいると思います。そのために様々な成功本を読んだり、セミナーに出たりと一生懸命な人もいるでしょう。

しかし、いかに優れた技術やスキル・ノウハウをもっていたとしても、その源となる「考え方」や「メンタリティ」がしっかりしていなければ長期的に繁栄を築くことはできません。

巷には成功を収めるための具体的なノウハウが溢れていますが、その多くは一時的にお金を稼いだり大金を手にする方法などがほとんどです。しかし重要なのは、一時的ではなく長期的あるいは永続的に繁栄を築くことではないでしょうか?

そこで今回は、長期的に繁栄を築く人になるために、伸ばすべき特性について考えます。

あなたにとっての繁栄とは?(大前提)

長期的に繁栄を築くにあたってまず重要なのは、自分にとって「繁栄とは何か?」をはっきりとさせることです。これはあまりにも当たり前の問いに聞こえるかもしれませんが、多くの人が「自分にとって」の繁栄とは何かを曖昧なまま世間の評価に流されて生きているのではないでしょうか?

ほとんどの人は「繁栄」という言葉や「豊かさ」という概念から経済的な成功やお金を連想します。

喧嘩たとえば「パートナーは年収~万円以上でなければいけない」とか「稼げる男(女)の特徴」など、その内容の是非はともかくとしても、自分や近しい人の「経済力」に関する話題には、今も昔も枚挙に暇がありません。

事実、ネット上にはそういったいかにも金銭的基準が絶対であるかのような前提で情報を提供する記事が溢れています。

しかし経済的に豊かな人であればあるほど「そんなことは本質ではない」という人が多いというのもまた事実なのです。なぜならば、彼らは「繁栄」とは必ずしも経済的状況を意味しないということをよく知っているからです。世間でいう「お金持ち」になる前からです。

当然、高い年収を目標にすることは悪いことではありません。むしろそれが自分を磨くための原動力になるのならば喜ばしいことです。問題なのは「自分にとっての繁栄とはどういった状態か?」を考えずに世間の価値観に流されてしまうことなのです

高い年収がそのまま人生の「繁栄」や「豊かさ」になるとは限りません。少なくとも盲目的に世間の価値観に流されてしまうことはやめましょう。

「お金よりも大事なものがある」は綺麗事か?

これは何も「お金よりも大切なものがある」といった昔ながらの説教臭い話をしたいわけではありません。結局のところ「お金」は所詮道具であり、それを使って何をやり、どういった人生を送るかということが重要なのです。これも多くの成功者と呼ばれる人々が指摘している厳然たる事実です。

お金たとえばある経営者は、年収で「億超え」を実現するための施策について質問してきた後輩の起業家志望の若者に対して、極めてシンプルな質問をぶつけました。

「それで?君は1億稼いでどうするの?」と。

その若手起業家は目を丸くして先輩経営者を見つめるだけだったといいます。まさかそのような質問を尊敬する先輩から訊かれるとは思っていなかったのでしょう。

「そんなことも分からないのか」と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、意外に多くの人がこういった「後先」を考えずにただ経済的自由を考えることが多いのも事実です。とにかくお金を稼ぎたいが、実際に金持ちになったらどうするかということを考えていないのです。

これはエリート意識の強い人ほど顕著であるといわれますので注意が必要です。広い視野で「豊かさ」について考えてみましょう。決して「金額」というカタチで答えは出てこない筈です。

「きっかけ」は物欲でもよいが・・・

確かに初めのうちは金額を目標にしても構わないのかもしれません。事実として有名な経営者の人でも、起業当初は「広い家に住みたい」とか「いい車に乗りたい」といった単純な物欲がモチベーションとなっていたという人も多いようです。

しかし、実際そういった欲望を叶える過程で、彼らは人生全般にわたる大目標が定まってきたわけです。そういった目標を持たないまま、いつまでもお金だけを追い求めても、結局自分自身の「幸福」には大して寄与しないということが心理学の調査で明らかになっています

ほとんどの人が大金を手に入れてもすぐにその状態に慣れてしまい、そうなる前と比較しても幸福度にさほどの違いはないことが明らかになっているのです(※これは「ヘドニック・トレッドミル現象」という名で知られています)。

つまり長期的に繁栄を築くうえで、お金は単なるカンフル剤程度にしかならないということです。

私たちは感情面や倫理面からだけではなく、あくまでも合理的に人生の繁栄を築くことを考えなければなりません。その上でお金だけを目的にしても効果は薄いということを知るべきです。人生における繁栄を考える上では、まずこのことを念頭に置かなければならないでしょう。

その上で、以下に述べるような特徴をもてるかどうかがカギになるといえます。

特徴1‐確固とした「戦略」をもっている

世間的にも繁栄を築いていると認知されている人々の多くは、人生の早い時期から「自分がどういう人間になるのか」ということを意識して行動しているといわれます。

即ち、仕事やビジネスに関する戦略だけではなく、人生全体にわたる戦略をもっているということです。そして自分の目的にそぐわないものは、明確に拒絶をします。これは別に価値観の合わない他人を蔑ろにするということではありません。あくまでもそういった価値観や考え方に流されないということです。

ビジネス上の目標でも、人生全体にかかる目的であっても、それを実現にするために正しい戦略を策定し、それを基に行動することが必要なのです。多くの人は目標すら定めずに闇雲に行動しています。

道しるべ「正しい戦略」とは、ごく簡単にいえば、自分にとって本当に大切なものは何かを決め、何を「やらないか」を決めておくことであるといえます

特に仕事において何をやらないかを決めるということが驚くほどの効果を発揮することが明らかになっています。多くの場合、自分の目標にそぐわない余計なことに、ついつい時間を費やしてしまうことがあるからです。

同じように人生全般でも、自分にとって何が大切で何をするのかを決め、常にそれを意識しながら生活することが重要です。

特徴2‐自分の得意なことをやっている

繁栄を築くためには、自分が最も才能や強みを発揮できる分野で仕事をすることも重要です。

たとえ自分が勤勉でなかったり逆に完璧主義者だったとしても、あるいはやるべきことを先延ばしにしてしまう癖があるなどの諸々の短所があったとしても、自分の個性や強みと合致した仕事をしているならば、ある程度の「弱み」はカバーすることができます。

得意自分の個性を生かした仕事を見つけるには、自分の才能やパーソナリティについて理解し、自分の仕事として「確信」を持てるものを見つける努力が必要です。

自らの内から出るエネルギーに刺激され、夢中になることで、それが成功に繋がりやすくなります。ひょんなことから他人に比べてよい結果を残す簡単にできた経験はないか、ぜひ思い返してみてください。

どんなことに取り組んでいる最中にそれが顕在化したのか、あるいは具体的にどのようなことに刺激されてそれが自らの内から湧き出てきたのか・・・。こういった問いに答えることができれば、それをうまく活用する方法を考えることができます。それによって成功する可能性は高くなるでしょう。

たとえ今現在そのような職業についていなかったとしても、そういったことを思い返すことをきっかけとして、徐々に自分の能力を発揮できる分野にシフトするための施策を考えることができるようになります。

特徴3‐切り替えが早い

長期的に繁栄を築くことのできる人は、気持ちの切り替えがとても早い人達であるといえます。メンタルが強く、簡単にはへこたれないということです。

いつもパワフルに行動している人のなかには、トーマス・エジソンの考え方に倣って「失敗など存在しない。あるのは経験だけだ」といった哲学をもつ人や、失敗に対する自分なりの対処の仕方を確立している人もいます。

彼らは皆、考え方に多少の違いはあれど、一様に「失敗」という事態に対して必要以上に凹んだり、深刻になりすぎないということです。

演台たとえば、最近アメリカ大統領選の影響で我が国でも注目されているドナルド・トランプ氏が、過去に4回も破産の憂き目に遭っているというのは有名な話です。

しかしそこから見事に「カムバック」を果たし、たった数年で元の資産以上の個人資産を所有するまでになりました。

また、有名な歌手ティナ・ターナーもかつて結婚に失敗し、借金まみれの状態から45歳にして全米チャート1位の楽曲を発表しています。その後はグラミー賞やポップボーカル賞を受賞するなど、現在に至るまで活躍し続けています。

このように、一般的に成功者と呼ばれる人々の多くは過去に破産や大きな挫折を経験していることが多いのです。それでも最終的に繁栄を築き上げることができたのは、気持ちを切り替えて自分の本当にやりたいことに全精力を傾けるというメンタルの強さがあったからでしょう。

このように挫折から再び再起するという話は沢山ありますし、いかなる状況でも立ち上がることができたからこそ、彼らは繁栄を謳歌することができるようになったともいえます。

こういったことは、私たちも日頃から感じていることではないでしょうか?

様々な失敗によって精神が磨り減ってしまうこともあるかもしれません。しかし重要なのは、そのような凹んだ状態を気持ちの面で引きずらないようにすることです。早いうちに気分を切り替え、自らの決めた「成すべきこと」に邁進しましょう。

特徴4‐やるべき事に「集中」している

このことは先に述べた「正しい戦略をもつ」こととも関係することなのですが、仕事だけでなく、人生全般においても自分にとって重要な事柄にエネルギーを使うべきです。

特に自らでビジネスをやっている人やフリーランスという立場の人は、必ずしも自分のビジネスにとって重要でない作業に時間を使っている場合があります。これは何度繰り返し注意を喚起してもやりすぎということはない筈です。無論、これは人生全般にわたる事柄にも当て嵌まります。

フォーカス「フォーカス」の力は非常に大きいです。自分の本当に大切なことを明確にして、それ以外の活動はなるべく「排除」していくことが有効です。

これは些か言い過ぎに感じられるかもしれませんが、優先順位付けが苦手な人の場合、これぐらいの思い切りが必要です。そういった人々は不必要なものを「捨てる」ということが苦手なことが多いからです。

一時期「捨てる技術」というものが流行ったことがありますが、それだけ自分にとって「不必要なもの」を見極められない人が増えているということでしょう。

仕事においても、明らかに自分のキャパシティを超えてマルチタスクを抱えている人を見かけることはないでしょうか? きっとその作業のうちの幾つかは、重要度がさほど高いものではないと思います。

優先順位を明確にし、重要でない事柄は無視するか誰かにやってもらえばいいのです。自分の強みを活かせる分野にエネルギーと時間を集中すれば、明らかにパフォーマンスが高まる筈です。

特徴5‐よい人間関係を構築している

かつて「幸せ」の3大要素として「お金」と「健康」、そして「人間関係」と語っていたお金持ちがいました。これらのいずれが欠けても人は幸せにはなれないと考えているのでしょう。

特に「お金」に関しては人を豊かにするための必要条件であることはよく言われますが、これまで述べてきたように、人を不幸にする「毒」も持ち合わせています。

たとえば、金銭的な成功のために起業して仕事をし続けた結果、家族との関係が冷え切ってしまい、結果として離婚してしまう経営者が非常に多いことはよく知られています。また、ほとんど休みなく仕事をし続けて健康を害してしまう人があまりにも多いことは、今更言及するまでもないでしょう。

夫婦本来は、自分や自分にとって必要な「人間関係」を良好なものとするために経済的成功を追い求めていたはずなのに、いつの間にか3つのバランスが著しく狂っているわけです。

あらゆる事に関して人間関係の円滑化こそが繁栄のカギであることを知るべきです。お金を得ることによって満たされたいという欲求も、結局のところ誰かに認められたいとか褒めてもらって自尊心を満たしたいという承認欲求なのです。

成功すれば幸せになれるというのは誤解であり、実際にはその逆であえるといえるでしょう。幸せな人だからこそ成功する可能性が高いのです。その源は良好な人間関係であり、目標達成のためのエネルギーはそこから生まれてくるのです。

まずは身近なところからはじめよう

これまで述べてきたどの要素も、特に頭のよさは関係ありません。誰もが意識して行動すれば、自然と身につけることのできるものであり、日頃からの心がけしだいなのです。

これまで述べてきた特徴を意識しながら、いかにして自分にとっての成功を手にするかということについてじっくりと戦略を練ることが重要です。その第一歩として、一度立ち止まって自分の人生にとって「繁栄」とは何か考えてみてはいかがでしょうか?

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