時代が巡るのは早いものでございます。
少し前まで若輩者で通っていたのに、いつの間にか後輩を持ち、教育していかなければならない立場になってしまうのですね。
単刀直入に聞きます。アナタは後輩・部下にナメられていませんか。
今、眉間に思い切りシワが寄った読者のみなさま、悪い事は言いませんから、どうぞこの記事に目を通していって下さいませ。
恐ろしいゆとり世代?
●少しキツい事を言うと仏頂面になる
●自分を通り越した上司に直訴する
●何を言っても反応が薄い
●故に何を考えているのか分からない
●言い返せない程屁理屈が上手い
あげたらキリがない世代でございますね。もはや時代が生んだ威嚇といっても過言ではない気がいたします。
そこにSNSなんてもんがセットになってきますから、余計に恐ろしいのであります。陰口の次元が一昔とは違いますからね。
出来る事なら相手にしたくないでしょうが、そうもいかないのが社会であります。
大人に優劣をつけるゆとり達
この世代は一様に自分たちだけでなく、取り巻く大人、上司だったり先輩に優劣をつけ品定めしております。
「こいつはナメて良し」か「とりあえず懐いておこう」か、二択をきっちり決めていたりするのですね。
幼稚園のころから培った、無意識の選別能力とでもいいましょうか。組織社会で生き残るために、凄まじいサバイバル能力を身につけて来てるわけであります。
他人の何に着眼しているのか
さて、ではゆとり達は他人の何を見て優劣の判断をしているのでありましょうか。
シンプルに言いますと、
●集団での立ち位置
の二項目であります。
意外と少ないのですが、逆に言うとたったこれだけで他人の格付けをするのでありますから、恐ろしいやら凄いやら。
周囲からの評価
つまりはアナタが周りから何の様に言われているか、でございます。
仕事が出来ない、
仕事をしない、
イタい、
無愛想でとっつきにくい、
優しい、
頼りになる、
かっこいい
などなど、ゆとり世代はその情報を共有しないといられない人種でありますから、意見交換をするのですね。
そして持ち寄った意見で多数派の言葉に巻かれるといった習性がございます。
集団での立ち位置
組織で生きていくには役割というのが大切になってまいりますが、カジュアルな場でのアナタの立ち位置も見られております。
キャラとも言い換えられるでしょう。
盛り上げ役、お調子者、隅で黙ってるヤツ、常時オイシイところを持っていくイケメンタイプ、の様に、学校のクラス限定だと思っていたキャラというものが、こちらでも有効なのでございます。
上記の項目をもとに、大人をジャッジしていきながら優劣順位(カースト)が完成するわけであります。
その順位の一定より上に位置する人物には「懐く」「逆らわない」といった無難な行動を、そしてそれより下に位置する人物には「ナメてかかって良し!」とのレッテルを貼るわけであります。
ゆとりから舐められない大人になるには?
ではゆとり世代からナメられない大人になるにはどうすればいいのか、という話しでございますね。
100人ゆとりが居れば100通りの対処法があるわけでありますが、全部に合わせてやっていくと「消えろ!」との極論に至りますから、その必要はございません。
ほんの少しのポイントを抑えれば良いのであります。
●時代の話しをしない
●距離を上手く保つ
新しい時代や流行に媚びて、へりくだるのは厳禁であります。理解のある人ではなく、イタい人wwと映るだけであります。
そして、平成至上主義のゆとり世代には時代の話しはNGであります。
あの時はこうだった、昔は〜、歳とったなぁ、などの話しはバカにするネタとして吸収いたしますから、注意して下さいませ。
そして最も大切な事は、距離を上手に空けて保つということでございます。
仕事とプライベートを混ぜてしまいがちなのは、やたら信頼やチームワークといった言葉が渦巻いているからでしょう。
難しいとは思いますが、距離はとても大きなカギとなってくるのでございます。
さて、一読してみていかがでしたでしょうか。
良く分からんという人も、分かる気がするという人も、先述したポイントを意識してゆとり世代に挑んでみて下さいませ。
ストレス社会に生きる人々に幸アレ。