スマホの充電がたった15分に!?今注目の素材「グラフェン」をバッテリーに応用

ノートパソコンやスマートフォンなどバッテリーで動く電化製品が
もしたったの15分で充電できたら、あなたはどう思いますか?

これは現在の充電技術で最速のスマートフォンより、少なくとも1時間以上も早いです。こんなことが本当に実現したら、ほとんどの人が大喜びでしょう。

「グラフェン」という素材を使った新バッテリーを使えばこれが現実になるようです。
ノートパソコンやスマートフォンなどのモバイルは現代人、とりわけ20~40代のビジネスに関わる人にとっては必須ともいえるアイテムです。今回は近い将来市場を大きく拡大すると予想されながら、日本ではまだあまりメジャーになっていない素材を取りあげました。

鉛筆の芯にも使われている「グラフェン」

グラフェンとは炭素原子がハチの巣状につながった非常に薄いシートで、2010年ノーベル物理学賞の受賞テーマ。鉛筆の芯に使われる黒鉛(グラファイト)はグラフェンが層状になったものです。グラフェンは地球上で最も薄い素材で柔軟性がありながら鉄の200倍も硬く、ほぼ透明で電気や熱をよく通すなど、さまざまな可能性を秘めています。

世界初のグラフェン・バッテリー「G-King」

世界初のグラフェン・バッテリーは、中国のメーカー「東旭光電科技」が「G-King」という名前で2016年7月に発表しました。同社によればこのバッテリーは13分から15分で充電完了。これは現在普及しているリチウムイオン・バッテリーの10倍から20倍のスピードです。また3500回の繰り返し充電に耐え、これはリチウムイオン・バッテリーの7倍の強度ということです。

Graphene batteries may slash your phone recharge time to 15 minutes

Graphene batteries may slash your phone recharge time to 15 minutes from gadgets

グラフェン製品の市場化と将来性

しかしこのバッテリーがいつ市場に出まわるかについては、まだ明言されていません。
「まだ生産コストが高すぎるのでは」など、この新技術に関心をよせる人々は憶測しています。
グラフェンはバッテリー技術のみならず、

  • 折り曲げ可能なディスプレイ
  • 高速トランジスタ
  • 水を浄化するろ過膜
  • 血糖値を計る生体センサー

など、幅広い分野への応用が期待されています。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)によれば、グラフェンの市場規模は2013年の13億円から2030年には1000億円と飛躍的な拡大が予想されています。

私たちがこのバッテリーを使う日がいつになるのか、まだわかりません。しかしその日はもうそんなに遠くはないはずです。10年前に、スマートフォンがここまで普及しているといったい誰が想像したでしょう?

テクノロジーの世界はまさに日進月歩、無限の可能性を秘めた「グラフェン」から今、目がはなせません。

参考元
http://www.graphene-info.com/graphene-batteries

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