肥満率が下がる、かも?米フィラデルフィア市議会が「○○税」導入を決定!

肥満率が下がるかも米フィラデルフィア市議会が○○税導入を決定

アメリカ人の大好物といえばハンバーガー、ピザ、ポテトチップス、チョコバー、そしてコーラなどの炭酸飲料。しかもすべてがビッグサイズ。そんなイメージを持つ人も多いのでは?
ニューヨークなどの大都市ではストイックなほどヘルシーフードばかりを口にする人も多い半面、昔ながらのそれら高カロリーメニューの人気も相変わらず衰えを知らないようです。

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そうなると気になるのはやっぱり体型。
私たちひょろひょろの日本人にとってマッチョでグラマラスな体型は憧れでもありますが、その一方でアメリカの肥満率はなかなかのもの。成人の肥満率は3割を超え、6歳から19歳までの子どもの肥満率もおよそ2割に上るとされています。
子どもたちの肥満率なんて日本では考えられませんよね。小学校のクラスのうち5人に一人が肥満体型だなんて教室の風景、想像がつくでしょうか?

さてそんな肥満による健康への懸念を背景とし、アメリカのフィラデルフィア市議会が、ソフトドリンクに対して課税を行うことを決定しました。アメリカで同様の税を課しているのはこれまでカリフォルニア州バークレー市のみで、アメリカの大都市では初めての導入となります。

目的は健康増進

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課税額は1オンス(約28グラム)あたり1.5セントで、炭酸飲料やダイエット・ソーダ飲料などに適用されます。メインの目的はやはり健康増進。
アメリカ心臓協会は、「研究によれば、今回のフィラデルフィアのように効果的に課税を行うことによって、成人の甘い飲み物の摂取量を15パーセント減らすことができ、肥満を1.5パーセント、糖尿病患者を2.6パーセント減らすことができる」としています。
(どんな計算方法なのかは謎な上に、期待数値が微妙に思えるのは気のせいでしょうか…)

過去には導入に失敗した例も

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このように健康増進を掲げてソフトドリンク税を導入することには市民からの抵抗も強く、過去にはニューヨークで検討されましたが実現せずに終わっています。ここまで政府が関与するのは過保護だ、というわけです。
確かに、アメリカでは日本に比べ、政府が国民の生活に入り込むことを嫌う風土があります。「自分の身は自分で守る」という考えから、国民に銃を所持する権利が認められているのもその一例と言えますが、その意味では、「ソフトドリンクくらい自由に飲ませてほしい」という不満が出てくるのも当たり前かもしれませんね。

看過できない肥満問題

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とはいえ、それでも導入に踏み切る背景としては、やはり行政がアメリカの肥満とそれに伴う健康被害、医療費の増大を看過できないくらい、問題が深刻になってしまったことを示しています。タバコと同様に甘い飲み物にも課税する必要性が増していたということが言えるでしょう。
もし日本でも同じように肥満率が上がり、病院のお世話になる人や満足に働けなくなる人などが出てきたらやっぱり政府にどうにかしてほしくなってしまいそうです。

日本にいるとあまり意識することは少ないかもしれませんが、アメリカでは病的なくらいにまで体重のある人が多くいます。
ソフトドリンクに課税というのは日本ではちょっと考えられませんが、それほどまでに大きな問題へと発展してしまっているということが分かります。
この制度が導入されたことでフィラデルフィアが肥満率の低い街になるのか?本当に実現したらすごいですよね。

参照元:http://www.nbcnews.com/health/health-news/philadelphia-council-passes-sugary-drink-tax-n593936

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